グレン・グールド (EMIクラシック・アーカイヴ) [DVD]
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ジャンル: | DVD
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収録曲: | J.S.バッハ:パルティータ第6番ホ短調BWV.830よりトッカータ, シェーンベルク:組曲 作品25よりインテルメッツォ, ギボンズ:ソールズベリー侯のパヴァーヌ, バード:ガイヤルド第6番, ワーグナー/グールド編:ニュルンベルクのマイスタジンガー第1幕への前奏曲(抜粋), J.S.バッハ:イギリス組曲第1番イ長調BWV.806よりサラバンド/ブレー(抜粋), スクリャーピン:欲望 作品57-1, スクリャーピン:舞い踊る愛撫 作品57-2, グレン・グールド:じゃあフーガを書きたいの?, ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 作品27, ベルク:ピアノ・ソナタ作品1, J.S.バッハ:パルティータ第6番ホ短調BWV.830, ザ・ピアノ・リヴィールド・オン・フィルム 【ボーナス・トラック】,
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セールスランク: | 48469 位
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納品時期: | ご確認下さい
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参考価格: | ¥ 5,300 (税込)
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グールド自身が持ち込んだのは何とボロボロになった椅子
1974年のグレン・グールドの貴重な映像を残した作品。百聴は一見にしかず、ということか長々音でグールドを体験してきた僕も随分色々な点で眼からウロコとなる作品だった。映像はカラー映像で白黒ではない。
冒頭でグールドのピアノを運送業者が運んでくるシーンが出てくるのだが、とても杜撰な運び方をしていて、グールドがスタインウェイCD174にチッカリングの『触感』を蘇らせようと鍵盤の表面をざらざらにしキーの沈みを浅くして苦労して作ったこのピアノを1957年3月運送業者のミスで破損してしまったのを思い出してしまった。そしてグールド自身が持ち込んだのは何とボロボロになった椅子だった。もう冒頭から驚きの連続だ。
その低く沈み込みそうな椅子に座り、聴き覚えのある演奏が映像とともに次々と展開する。特に新ウィーン学派の曲とバッハのパルティータ第6番が秀逸。見逃せません。
動いているグールド!
なにより「イギリス組曲」の録音風景が白眉。
いくつものバリエーションのテイクを録り、
編集していくさまは、あたりまといえばあたりまえ
なのだが、演奏の一回性に慣れ親しんだクラシック
好きはショックを受けるかもしれない。
何よりあの鼻歌を含め動いているグールドをこのDVD
で初めて目にしました。
シュエーンベルグ、ベルグの演奏あり。
お茶目なグールド
私がグールドに出会ったのは、20年ほど前に職場の不思議な同僚(彼は今頃どこで何しているのだろう?)がゴールドベルク変奏曲のテープを「ね、ね、すごいでしょ!」とくれたときで、聴いたとたんに私もはまってしまい、くる日もくる日もそのテープを聴きながら通勤したものでした。
それ以来、他のバッハのピアノは聴けなくなってしまったのですが、それは私が「これについては他のは聴かなくてもいいや・・」と思った最初の経験だったと思います。
さて、このDVDですが、とてもおもしろい!
動くグールドの演奏映像というのは間違いなく貴重品だし、演奏は文句なく素晴らしいですが、インタビューシーンで饒舌に語るグールドは知的でかつお茶目で、とても新鮮です。
一部ドラマ仕立てとのことですが、そういうものもひっくるめて、彼は楽しんでいる。
この4部作を企画したブルーノ・モンサンジョン氏の制作ノートというか裏話というか・・が、これまたちょっと人をくっていて(元がたぶんフランス語なんでそういうふうに見えるだけかもしれないですが)なかなかおもしろいのですが、そこで彼は「自らをさらけ出した、自然のままのグレン・グールド」と言っていて、それがとても魅力的であります。
というわけで、一見の価値ありのDVD、皆さんなんとか手に入れてくださいね!
すごい!(その一言に尽きる)
グールドの動く姿を見れるだけでちょっと感動。
演奏シーンも素晴らしく、インタビューシーンなんかもあっていいです。
日本語の字幕、ちゃんとあります。メニュー画面からは選択できませんが、本編再生中なら選択可能。
グールドを是非、堪能あれ。
安くなったのでまあいいか
初発時より劇的に安くなったのは吉。あいかわらず日本語字幕がないのは凶。
以前のレビューを参照してほしいのですが、できないかもしれないので要約して再掲。
16ミリフィルムで撮影されたフランスのTV(セミ)ドキュメンタリー(4回分)のDVD化。会話自体は英語。NHKで言えば「芸術劇場」よりは「NHKスペシャル」か「ETVスペシャル」に近い。撮影されている録音風景と編集風景はこの番組向けのヤラセ。マイクのセッティングを手伝っているのはグールドファンの間では有名なローン・タークさんですが、グールドを褒めちぎっているアスコットタイのオジサンは当時のプロデューサーのアンディー・カズダンではありませんし、この時のテープがレコード用にマスタリングされたわけでもありません。
EMIミュージック・ジャパン
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