みんなのなやみ (よりみちパン!セ (01)) (よりみちパン!セ (01))
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商品カテゴリ: | 幼児教育,知育,赤ちゃん育て方
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通販ランキング: | 101124 位
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子供の悩みに真剣に答えるということ
小学校高学年から高校生くらいまでの悩みに、重松清が真剣に答える。ご存知のように、重松清の小説はもうそれだけで「悩み相談室」みたいなものなのだが、この本は悩みに直接答えているのだら、迫力が違う。
よりみちパンセ!シリーズは全部そうなのかもしれないけど、子供にも大人にも読んで欲しい内容が満載だ。子供に真剣に付き合うということは、世界の本質を理解するということだから当然なのかもね。
「お姉ちゃんが高校になって急に夜遅く帰るようになった。心配です。」
「大人はどうしてピアスに反対するんでしょうか。」
「私の大親友がいじめられています。」
重松さんは手を抜かない。なるほどこんな親だったり、先生だったりしたら、子供は何でも話すことが出来るだろうか。それともやはり反発して、自分で解決するようになるだろうか。重松さんは繰り返し、自分で解決するな、という。皆さんはどう答えますか。
悩み相談です
中高生の悩み相談です。
自分自身のこと、学校、家庭、異性、将来のこと、
ひとつひとつの悩みに本気で回答しています。
悩みに本気で向き合うのは
とてもエネルギーのいることだと思います。
適当にごまかしたり、理想だけだったり、
無理に解決しようとしたり、
そういう大人も多いのではないでしょうか。
重松さんは悩みに本気で向き合って、
真剣に回答してくれています。
誠実な対応です
重松さんの対応がとても丁寧で誠実。
いわゆる悩み相談の王道的回答な気がします。
即効性はないかもしれないけれど受け止められた感じはするのではないでしょうか。
子どもの悩み相談に対しては誠実な対応ほど難しいと思っています。
見下して無下に却下するおとなが大半ですからね。
「教員になるような人は学校時代にいい思いしか持っていなくて、学校が嫌だと思っている子どもの気持ちに対応できないだろう」という考えが本文にありますが、これは個人的に面白かったですね。
なんで教師になる人間がいるのかと常々疑問に思ってきましたが、そうか、学校時代が楽しかったからなのか。
でもその思いを持ってしまったら、確実に一部の生徒の心はわからないでしょうね。
そういった教員への反抗的な意見を持った悩みもあって、指摘の鋭さに思わずにやけてしまいました。
中高生は物事の見方がとても素直で、純粋で、だから悩むのでしょう。
みんなでいろいろ考えよう。
現代っ子らしい悩みを素直にぶつける相談者に対し、重松さんはじっくりと真摯な態度で回答してくれます。毅然としているときもあれば、重松さん自身も迷っていたり。誠実な回答に、相談者たちもきっと、納得はしなくても大人の尊大さを感じるのではないでしょうか。 同じ悩みを持っている若者だけでなく、親や教師など若者に接する大人たちにも読んで参考にして欲しい。自分なりの考えを持ちながら。 だけど、何も悩まず成長した、かつて「優等生」だった大人たちにもぜひ読んで欲しい。そして今からでも悩み直して欲しいと思いました。 重松さんみたいな大人がもっとたくさんいて、身近で相談できたらいいな。
有益。
著者の小説を新聞連載で読んだ時は「ださっ!」と酷評してたけど、これを読んで「雰囲気はつかめてなくても何が問題か知ってりゃいいじゃん」と思い直しました。
少食の子が居残りで給食を食べさせられることについて、「食べさせられるというのは家畜と同じ扱いです」とおっしゃっています。
ある少女の殺人事件について「一番悪いのはネットでも時代でもなく、判断した本人」みたいなことも。
まあムチャクチャな生育歴とかたぶんあって、そこはお上を動かさないといけないんだろうけれども。
きちんと子供の悪意、大人の甘さ、勘違い厳しさ、自分で吟味した上で書かれておられる。
理論社
みんなのなやみ〈2〉 (よりみちパン!セ) さびしさの授業 (よりみちパン!セ) 14歳からの仕事道 (よりみちパン!セ) バカなおとなにならない脳 (よりみちパン!セ) だれか、ふつうを教えてくれ! (よりみちパン!セ)
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