The Wall



The Wall
The Wall

商品カテゴリー:インディーズ,歌謡曲,演歌,音楽,ミュージック,ポップス,JPOP
収録曲:In the Flesh?, Thin Ice, Another Brick in the Wall, Pt. 1, Happiest Days of Our Lives, Another Brick in the Wall, Pt. 2, Mother, Goodbye Blue Sky, Empty Spaces, Young Lust, One of My Turns, Don't Leave Me Now, Another Brick in the Wall, Pt. 3, Goodbye Cruel World, Hey You, Is There Anybody Out There?, Nobody Home, Vera, Bring the Boys Back Home, Comfortably Numb, Show Must Go On, In the Flesh, Run Like Hell, Waiting for the Worms, Stop, Trial, Outside the Wall,
セールスランク:3634 位
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『The Wall』は、たくさんの曲の寄せ集めとしてではなく、全体でひとつとなる作品として聴くべきだろう。しかし、そこに不満があるともいえる。ストーリーに雑多な音楽をまとめ上げるほどの首尾一貫性がないのだ。とはいえ、ときおり見せるひらめきには、ピンク・フロイド最大の野心作と呼ばれるにふさわしいものがある。ひらめきを放つ曲のほとんどは、実によく計算してつくられており、いまや正真正銘の名曲となっている。「Hey You」、「Mother」、そしてとりわけ「Comfortably Numb」は繊細な驚くべき曲だ。複雑な音楽ではあるが、ピンク・フロイドはゆったりとしたペースで進行させており、リスナーにじっくりと聴きこむ余裕を与えている。こういうペースを取るところにピンク・フロイドの美質があったのだ。また、「Another Brick in the Wall/The Happiest Days of Our Lives」も注目に値する。ラジオのロック番組では定番となっている曲だ。(Genevieve Williams, Amazon.com)



ロジャー・ウォーターズのアルバム

前作「アニマルズ」を境に、フロイドは昔のバンドとは全く変わっています。
シド・バレット在籍時を前期、その後から「炎」あたりまでを中期とすると、この作品は後期の代表作でしょう。(再結成後はフロイドもどき)
中期では、様々な機器を使用し、サウンドイメージを拡張することで、フロイド自体のイメージも限りなく膨らんできました。その音に載せるべきメッセージを全体のバランスを考えながら、昇華させていったのが「狂気」「炎」といった傑作アルバムにつながってゆきました。
ところが後期は一転、まずメッセージありきで、音はそれを補足するかのような逆転現象が起きています。この辛らつなメッセージは多くのファンの心をつかんだようですが、個人的には?確かにまとまったアルバムではありますが、2枚組80分を越える物語は、少し冗長ですし、ボーカルで勝負するんだったら、もう少しうまく歌ってほしいと思います。
バンドの進化、成長の過程とは少し異なったロジャーの独裁アルバムに、他のメンバーが手を貸して、結果オーライというアルバムかと思います。(まあそれだけ、ロジャーの力が突出していた証でもありますが、、)

見事に「建築」されたコンセプトアルバム

80年発表。狂気(The Dark Side of the Moon)と双璧を成す、Pink Floydの傑作コンセプトアルバムです。

ロジャー・ウォーターズ(B)が狂気で全曲の作詞を手掛け、
またそれが批評家や一般リスナーから高く評価されたことにより、バンド内での発言権を強め、
彼が前作アニマルズのツアー中に感じた“古い曲ばかり聴きたがる観客と自分達との間に存在する壁”の原理を深く掘り下げ、
それを主題にした一つの物語(架空のロックスター、ピンクの半生。映像化もされ、賛否はあるが傑作とされている。
また戦争で父親を失って育ったウォーターズ自身の間接的な自伝の意味合いもあるらしい)をアルバム全体を使って進めていくという、
ある種のロックオペラ的な作品です。
そのため非常に彼の色が強く、ギルモア(G)やリック・ライト(Key)の色が抑えられているので、
ファンの間でも賛否が分かれる作品でもあります。
この作品が後年まで、メンバー間に大きな“壁”を築いてしまったのは皮肉的です。
(特にライトはアルバム製作中にウォーターズから正式メンバーを解雇されている)

楽曲の方はというと、狂気や初期の作品に見られたプログレッシブな質感、
浮遊感(エコーや幻想的なシンセの多用)は抑えられ、短くてポップな楽曲が中心となってアルバムを構成しています。
しかしメインテーマのAnother Brick in the Wallの様々なVerを含め、
少年少女合唱隊やオーケストラなどの外部ミュージシャンを多く招いていることもあって、
楽曲は緩やかでテーマに沿った一貫性を保ちながら、非常にバラエティに富んでいます。
実はサウンドの方もよく聴くと非常に綿密に構成されており、
ギターやヴォーカルにかけられたディレイ(山びこのように音が反復するエフェクト)処理も見事で、
正に見事に「建築」された作品です(彼はバンド内でギルモアとライトを“芸術家”、自分とメイスン(Dr)を“建築家”だったと語っている)

アルバム内にはいくつか、物語のキーとも呼べる楽曲も用意され、
Disc.1のMotherやウォーターズとギルモアがアレンジで強烈な衝突を繰り返したとされる、
Disc.2のComfortably Numbは単体で聴いても文句無しの名曲に仕上がっています。
(特に後者のアレンジ、ギターソロは素晴らしいです)
また全編を通してロジャーのヴォーカルの比率が高いのですが、
彼の感情的で鬼気迫るヴォーカルは時に恐ろしく(特に終盤のTrialは声の加工も相まって壮絶)、
時に限りなく哀しげに響き、アルバムの世界に深く引き込まれる要因になっていると思います。

2枚組み、全26曲の大作ではありますが収録時間は実は70分強と、
1枚の長めアルバムと大して変わらず非常に聞きやすい内容です。
発砲スチロールを積み上げ、ステージ上に巨大な壁を構築したという映像版も含めて、一聴一見の価値があると思います。

(P.S.非常に思い入れが強い作品なので、長くなってしまいすいません…)
PINK FLOYD最高傑作



    特に二枚目が最高。




最高傑作?どうだろう。

79年発表の本作は狂気と並ぶフロイドの最高傑作と言われる。
しかし、僕はそうは思わない。このアルバムは確かに「Comfortably Numb」などの光る曲も多いのだが、70年代フロイドが持っていた独特の浮遊感が完全に消えてしまっていて(個人的にアニマルズにはまだそれが少しは残っていたと思う。)、言い方は悪いが「普通のロック」になってしまった気がする。やはりフロイドはリック・ライトの存在が大きかったと思う。
また絶賛されているこのコンセプトもThe WhoのTommyやGenesisの眩惑のブロードウェイ等で既に用いられていたものなのではないか。「Another Brick in the Wall」等はロジャーが歌うからこそ重く感じるが。
ただ、「Comfortably Numb」におけるギルモアのギターソロは本当に素晴らしい。彼のキャリアの中でも一、二を争うだろう。そういえばとある外国のサイトでギターソロ100選というコーナーがあり、あの「天国の階段」を抜いて、この曲が一位になっていた。
★★★追加 名盤です

 このアルバムのテーマはずばり「壁」。「壁」は、時に「人間は社会の一つの煉瓦にすぎない」という意味で社会を象徴し、時に人間と人間を隔てるどうしようもない存在を象徴するなど、様々なものの象徴として扱われています。またアルバムは「社会に組み込まれていく少年の成長記」というロック・オペラの形式とっています。ある意味平凡なストーリーですが、僕は20年以上聴いて未だに飽きません。魅力ある名盤だと思います。
 飽きないというのは、もちろん音楽が良いからですが、のみならず物語自体が普遍的な問題を内包するからです。10代のころに社会と自分の関係性を自覚し恐怖に怯えるという経験は(少なくとも男性には)通過儀礼のようなものですが、そういう「普遍的な恐怖」を、ロジャーはここで圧倒的迫力をもって描写しえたと思います。
 物語の中で主人公はプライドを引き裂かれ、孤独に耐え、それでも生きていかねばならなりません。そしてやがて正気を失い、自暴自棄になり、自我もろとも崩れていってしまいます。その様子は生々しく、聴く者としては古い経験を突き付けられるようで、苦い痛みを伴うものです。最後の曲はある種の救いかレクイエムのようで、愛する人々が自分を想い困惑している様子が描かれますが、その最後のオトがアルバムの冒頭に続くことが象徴するように、これもまた同じ物語の始まりでしかないことが示唆されます。
 個人的なことですが、僕がこのアルバムを聴いたのは中学生の頃で、丁度社会の恐ろしさを自覚しつつある時期でしたので、受けた衝撃は強く、その後数年に渡ってこのアルバムが明示した(と感じた)世界観に呪縛され続けました。
 大人になってから客観的に聴くとどのように感じたか分かりませんが、それでも十分価値のある作品だっただろうと思っています。




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